トラウマティック・ストレス-PTSDおよびトラウマ反応の臨床と研究のすべて

 



トラウマティック・ストレス-PTSDおよびトラウマ反応の臨床と研究のすべて


著者:ベセル・A. ヴァン・デア・コルク,ラース ウェイゼス,アレキサンダー・C. マクファーレン 訳:西沢 哲
出版社:誠信書房 発行日:2001年09月 価格:¥8,925(税込)


【内容(「BOOK」データベースより)】
本書は、トラウマ性のストレスとその治療について、これまでの研究成果と臨床的知識を集大成したもの。さまざまな領域の専門家からなる執筆陣によって、1980年に外傷後ストレス障害(PTSD)が定義されて以来行われてきた数多くの研究のエッセンスが凝縮されている。また同時に、トラウマ体験後の適応の複雑さ、まだその有効性が確立されていないPTSDの治療方法など、これから探求されるべき課題も提示。記憶、解離、文化とトラウマの問題、生物学的および心理学的プロセスの複雑な関係など、トラウマ研究の中心的な問題を取りあげながら、治療的介入が効果をあげるためには、PTSDが進行していくプロセスとその個々の段階について、深い理解が不可欠であることを明らかにしている。

 

【目次】

  • 第1部 背景にある諸問題と歴史
    • トラウマというブラックホール
    • トラウマとその社会的課題
    • 精神医学におけるトラウマの歴史


  • 第2部 急性の反応
    • ストレス 対 トラウマ性ストレス


  • 第3部 トラウマへの適応
    • トラウマ性ストレス因子の本質とトラウマ後反応の疫学
    • 回復力,脆弱性,およびトラウマ後反応の経過
    • トラウマへの適応の複雑さ、自己制御、刺激の弁別、および人格発達
    • 記録する身体
    • 臨床と研究場面における外傷後ストレス障害の評価


  • 第4部 記憶:そのメカニズムとプロセス
    • トラウマと記憶
    • PTSDにおける解離と情報処理過程


  • 第5部 発達的・社会的・文化的諸問題
    • 幼少期・思春期のトラウマ性ストレス
    • 外傷後ストレス障害における法的問題


  • 第6部 外傷後ストレス障害の治療
    • 外傷後ストレス障害の治療に関する概略
    • トラウマ後ストレスの予防
    • 外傷後ストレス障害の認知行動療法・精神薬理学的治療・精神分析的心理療法
    • 治療環境と新たな探究