トラウマの心理学-心の傷と向きあう方法

 



トラウマの心理学-心の傷と向きあう方法


著者:小西 聖子 出版社:日本放送出版協会
発行日:2001年09月 価格:¥872(税込)


【内容(「BOOK」データベースより)】
思いもよらぬ犯罪が相次ぐ現在、人の対処能力を超えた圧倒的な出来事によって生じる心の傷、トラウマに人々の関心が集まっている。被害者学を専門とし、長い間犯罪被害者のカウンセリングを行い、援助してきた精神科医が、豊富なケースをもとに、この心の傷と支援の可能性について語る。

 

【目次】

  • はじめに
  1. 犯罪被害者の苦痛
    • 被害の後に起こること
    • A子さんの経過
    • 被害者の心情
  2. トラウマとは何か
    • トラウマとは
    • トラウマとなるできごとの特性
    • トラウマとなるような体験の経験率
    • 反応の個人差
    • トラウマ研究の歴史
    • ベトナム戦争
    • 女性への暴力
    • PTSDの概念の発展と日本
  3. よみがえる心の傷・PTSD
    • PTSDの位置づけ
    • 再体験
    • 回避
    • 過剰覚醒の持続
    • 事件の最中から起こってくること
  4. 性暴力ヘの誤解
    • 日本における性暴力被害の実態
    • 強姦に対する偏見
    • 強姦の被害者
    • 2次被害の問題
  5. ドメスティック・バイオレンス
    • 社会問題化する配偶者間の暴力
    • ドメスティック・バイオレンスとは
    • ドメスティック・バイオレンスの心理
    • シェルターなどのサポート
    • 暴力の理由
    • 依存と暴力
  6. 被害にあったとき
    • 突然家族を失ったとき
    • 性暴力の被害にあったとき
    • ドメスティック・バイオレンス
    • 心理教育
    • 具合が悪くなるのは当然だと知る
    • 助けを求める
    • 日常生活を保つ
    • 薬の助け
    • 自分を責めない
    • 話を聞くこと
  7. 子どもの心の傷
    • 子供の犯罪被害
    • 児童虐待の体験
    • 虐待のあとに起こってくること
    • 生き延びること
  8. トラウマの治療
    • トラウマティックな体験
    • 専門家が必要なとき
  9. 援助者は何ができるか
    • 援助者のメンタルヘルス
    • バーンアウトの要因
    • 性的な問題を扱う
    • この問題に対処するために
  10. 被害者と加害者
    • 犯罪学と被害者学
    • 被害者援助の発展
    • 経済的な補償
    • ミーガン法の問題
  11. 加害者への取り組み
    • 和解プログラム
    • 和解プログラムの限界
    • 加害者への治療教育
    • 外国の加害者カウンセリング
  12. 私にとっての被害者サポート
    • 被害者相談をはじめる
    • 阪神・淡路大震災
    • 心のケア
    • 援助の仕事